こんにちは。BL漫画はストーリー重視な管理人のキュン子です♡
本日は三池ろむこ先生作のBL漫画「解ける箱庭」のご紹介です。
BL愛好歴約10年である管理人ですが、ホロリと自然と涙がでてしまうような作品に出会えたのは久しぶりで、ほんっっっっとうに胸が切なさでいっぱいになりました😭
全3巻を読み終わったあとは、まるで1本の映画を見たような気持ちになるようなストーリー展開。
BL漫画はストーリー重視の方も、そうではない方にも、ぜひ読んでいただきたい一冊です！
というわけで、本記事では『解ける箱庭』のあらすじ・ネタバレ感想をご紹介します。
あらすじ・概要
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| 作者名 | 三池ろむこ |
| 既刊数 | 全3巻 |
| 掲載誌 | ルチル |
兄亡きあと、章生は〈アンダー〉の街で体を売って暮らしていた。ある雪の日、猥雑な街にまるで不似合いな紳士が現れ「君を迎えにきた」と告げる。栗須と名乗るその男に連れられ〈アッパー〉に建つ大きな屋敷を訪れることとなった章生。突然のなりゆきに戸惑う彼に、屋敷の主・総司郎は、風変わりな弟・久世の世話を命じる。人と関わることを厭うて庭いじりばかりしているという久世だが、章生のことはすぐさま気に入ったようで……？
(引用元)ebookjapan
| ストーリー | |
| 作画 | |
| 泣ける度 | |
| 甘々度 | |
| エ◯度 |
２組のカップルのお話が絡み合った物語。
3巻の中でストーリーがしっかりまとまっていて、最後まで読むと「解ける箱庭」の題名の意味がしっくりくるような感動の良作でした！
『解ける箱庭』ネタバレ感想
本作ですが、なんと作者様が11年の年月をかけて完結まで描き切ってくださった作品だそう。（※3巻あとがきより）
全3巻と一般的な漫画からみると短い巻数なのかもしれません。
ですが、その3巻のなかに優しさ・悲しみ・苦悩・愛しさ全てが綺麗に詰め込まれていて、胸がいっぱいになる感動作でした（泣）
読み終わったあとは、最後まで描き切って下さった作者様に感謝の気持ちでいっぱいになりました😭
物語は、一言で言うと「兄弟たちの救済BL」です。
2組の兄弟、2組のカップルが、それぞれ過去の悲しみを抱えながら、お屋敷という名の箱庭の中で心を解いていく…そんなお話です。
全員が悲しい過去を持っているけど、徐々に心を解いていく様が「解ける箱庭」という題名にぴったりハマる綺麗なストーリー展開。
最後はハッピーエンドだけど、悲しい気持ちにもなるような、いろんな感情が入り混じった読後感でした。
管理人は特に2巻の兄カップルのお話で思わず涙がほろり…
エ◯要素は物語を彩る程度にほんのりあるという感じで、ストーリー重視の作品です。
「ストーリー重視の作品が読みたい」「泣ける作品が読みたい」という方はぜひ読んでみてくださいね。
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今回ご紹介した「解ける箱庭」は全3巻で完結。
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